音楽は、話しことばと同じように文でできています。文の終わりには句読点が要ります——句点、読点、あるいは意外な展開。終止形がその句読点です。2つの和音の動きによって、この文が終わったかどうかを聴き手に伝えます。
| 名前 | 動き | 聞こえ方 |
|---|---|---|
| 完全終止 | V → I | 句点:完全に閉じる |
| 変格終止 | IV → I | 「アーメン」:やわらかく着地 |
| 半終止 | 何か → V | 読点:まだ話は終わらない |
| 偽終止 | V → vi | 終わると思わせて終わらない |
終止形の見分け方は2つの問いだけです。楽句がどの和音に着地したか、そしてその直前は何だったか。Iに着地すれば終わり、Vに着地すれば終わっていません。初級の曲はほぼ最初の3つで足りますし、偽終止はまれですが一度聴けば分かります——「終わるはずだったのに終わらなかった」あの感じです。