加線とオクターブ記号8va

オクターブ記号とも呼ばれます

加線は五線の外に出る音のために書き足す短い線で、外れるほど本数が増えます。オクターブ記号は同じ問題への別解で、上の8vaは1オクターブ高く、下の8vbは1オクターブ低く弾く合図です。

五線がカバーできるのはおよそ1オクターブ半で、ピアノには7オクターブ以上あります。そのため楽譜には五線の外の音を書く方法が必要で、方法は2つあります。この2つは同じ問題を異なる規模で解決するものです。

加線1本、3本、5本——数が増えるほど、読むのは遅くなります。

加線が1、2本なら読むのに負担はありません。4本を超えると、音を認識しているのではなく線を数えていることになります。これこそが8vaの存在理由です。音符を五線の中に戻し、実際は1オクターブ高いことを記号ひとつで示すのです。

記号書く位置意味
8va音符の上実際は1オクターブ高く弾く
8vb(または8va bassa)音符の下実際は1オクターブ低く弾く
15ma / 15mb音符の上 / 下実際は2オクターブ高く / 低く弾く
loco点線の終わる位置書かれた通りの高さに戻す

よくある質問

8vaとはどういう意味ですか?

8vaはイタリア語のottava(オクターブ)の略です。点線の下の音符は、書かれた音より1オクターブ高く弾きます。加線が何本も並ぶのを避けるための記号で、点線が終わったところから元の高さに戻ります。

8vbや15maはどういう意味ですか?

8vbは音符の下に書く同じ種類の記号で、1オクターブ低く弾く合図です。15maは2オクターブ高く、15mbは2オクターブ低く弾き、効力が及ぶ範囲は点線の長さで示されます。

加線を速く数えるコツは?

五線の上下1本目の加線を目印として覚えます。ト音記号では、上の1本目がラ、下の1本目がド。そこから1本増えるごとに1つ飛ばしで進むので、上はラ・ド・ミ・ソ、下はド・ラ・ファの順です。