五線がカバーできるのはおよそ1オクターブ半で、ピアノには7オクターブ以上あります。そのため楽譜には五線の外の音を書く方法が必要で、方法は2つあります。この2つは同じ問題を異なる規模で解決するものです。
加線が1、2本なら読むのに負担はありません。4本を超えると、音を認識しているのではなく線を数えていることになります。これこそが8vaの存在理由です。音符を五線の中に戻し、実際は1オクターブ高いことを記号ひとつで示すのです。
| 記号 | 書く位置 | 意味 |
|---|---|---|
| 8va | 音符の上 | 実際は1オクターブ高く弾く |
| 8vb(または8va bassa) | 音符の下 | 実際は1オクターブ低く弾く |
| 15ma / 15mb | 音符の上 / 下 | 実際は2オクターブ高く / 低く弾く |
| loco | 点線の終わる位置 | 書かれた通りの高さに戻す |