調号がある理由は手間を省くためです。ニ長調には♯が2つあり、調号がなければ曲中のFとC全てに個別の♯を書く必要があります——1曲で何百もの記号になります。冒頭に2つ書けば、それで済みます。
♯と♭が現れる順番は決まっていて、変わりません:♯はF C G D A E B、♭はその逆でB E A D G C F。ですから♯が3つあれば、必ずF♯ C♯ G♯です。
| 記号 | 長調 | 平行短調 | 見分け方 |
|---|---|---|---|
| なし | ハ長調 | イ短調 | 全部白鍵 |
| ♯1つ | ト長調 | ホ短調 | 最後の♯はF♯、その半音上がト長調 |
| ♯2つ | ニ長調 | ロ短調 | 最後の♯はC♯、その半音上がニ長調 |
| ♭1つ | ヘ長調 | ニ短調 | これだけ覚える:♭が1つならヘ長調 |
| ♭2つ | 変ロ長調 | ト短調 | 最後から2番目の♭が調名 |