長音階

メジャースケールとも呼ばれます

長音階は、ある音からオクターブ上の同じ音まで、全・全・半・全・全・全・半の間隔で並べた音階です。この並びをどの鍵から始めても、その調の長音階になります。

長音階の公式は?

長音階は2種類の音程だけでできています。半音は隣の鍵までの距離で、黒鍵か白鍵かは関係ありません。全音は半音2つ分です。長音階は全・全・半・全・全・全・半の順に上がり、長調らしく響くのは、始まりの音ではなく、この順序のおかげです。

ハ長調は白鍵だけで弾けます:この並びがCからCまで白鍵にぴったり合います。
同じ音階を五線に書いたもの。半音は2か所、E–FとB–C:3番目と4番目、7番目と8番目の音の間です。

どの音からでも長音階を作るには?

弾きたい音から始めて、この並びを当てはめます。Gからなら、全音上のA、全音上のB、半音上のC、全音上のD、全音上のEと進みます。次の全音は黒鍵のF♯に着き、最後の半音でGに戻ります。7つの音名が1回ずつ現れるので、この調ではG♭ではなくF♯と書きます。

ト長調:この並びに必要な黒鍵は、F♯の1つだけです。

12の長音階の構成音

調♯・♭の数構成音
ハ長調0C D E F G A B
ト長調1♯G A B C D E F♯
ニ長調2♯D E F♯ G A B C♯
イ長調3♯A B C♯ D E F♯ G♯
ホ長調4♯E F♯ G♯ A B C♯ D♯
ロ長調5♯B C♯ D♯ E F♯ G♯ A♯
嬰ヘ長調6♯F♯ G♯ A♯ B C♯ D♯ E♯
変ニ長調5♭D♭ E♭ F G♭ A♭ B♭ C
変イ長調4♭A♭ B♭ C D♭ E♭ F G
変ホ長調3♭E♭ F G A♭ B♭ C D
変ロ長調2♭B♭ C D E♭ F G A
ヘ長調1♭F G A B♭ C D E

音階に必要な♯や♭が調号です。表を上から下へたどると、どの調も前の調の完全五度上です(嬰ヘ長調のあとは、変ニ長調が嬰ハ長調の代わりを務めます)。♯は1つずつ増えて嬰ヘ長調の6つになり、そこから♭が5つの変ニ長調に切り替わって、1つずつ減り、ヘ長調の1つになります。これが五度圏の順序です。

音階の各音には何という名前がある?

度数名前ハ長調では
1主音C
2上主音D
3中音E
4下属音F
5属音G
6下中音A
7導音B

よくある質問

長音階はいくつありますか?

響きが違うものは12あり、オクターブ内の鍵の数だけ、始まる音があります。楽譜に書く形では15あります。3つの調が、2通りに書けるためです。

長音階と短音階は何が違いますか?

主な違いは3番目の音です。長調では主音から全音2つ上、短調では全音1つと半音1つ上で、この1音の差が、明るさと暗さの印象の大部分を決めます。自然短音階では6番目と7番目の音も下がります。

長音階の公式を半音で数えると?

2-2-1-2-2-2-1、つまり全・全・半・全・全・全・半で、合計は12、ちょうど1オクターブです。1番目の音から数えると、各音は半音0、2、4、5、7、9、11個ぶん上にあります。