拍子記号を読むときの問いは2つだけです——1小節に何拍あるか、そして何を1拍とするか。4分の4拍子は4分音符4拍、4分の3拍子は4分音符3拍、8分の6拍子は8分音符6つで、大きな2拍として数えます。
拍子記号の上の数字と下の数字は何を表しますか?
下の数字は、どの音符を単位に数えるかを表します。2なら2分音符、4なら4分音符、8なら8分音符、16なら16分音符です(1や32もありますが、まれです)。3分の1や5分の1の音符は存在しないので、8/3や4/5のような拍子記号は成り立ちません。16分の3拍子や16分の9拍子は実際にあり、16分音符を単位に数えるだけです。上の数字は、その音符が1小節にいくつ入るかを表します。単純拍子ではそれぞれが1拍なので、4分の3拍子は4分音符の3拍です。上の数字が6・9・12のときは複合拍子で、音符が3つずつまとまって大きな拍になります。8分の6拍子は6拍ではなく2拍で進みます。
拍子記号が本当に教えてくれるのは、アクセントがどこに来るかです。4分の4拍子は強・弱・中強・弱、4分の3拍子は強・弱・弱という順です。同じ音符でも拍子を間違えて弾くと、まったく別の曲に聞こえます。聴き手が耳にしているのは小節線ではなく、アクセントの繰り返しだからです。
よく使われる拍子記号にはどんなものがありますか?
| 拍子記号 | 数え方 | 1拍は | よく使われる曲 |
|---|---|---|---|
| 4分の4拍子 | 4拍 | 4分音符 | ポピュラー曲や練習曲の大半。Cとも表記されます |
| 4分の3拍子 | 3拍 | 4分音符 | ワルツ、メヌエット |
| 4分の2拍子 | 2拍 | 4分音符 | 行進曲、ポルカ |
| 2分の2拍子(¢、アラ・ブレーヴェ) | 2拍 | 2分音符 | 行進曲、速いバロック曲、多くの賛美歌 |
| 8分の3拍子 | 3拍。速いときは1拍 | 8分音符 | 速い舞曲、スケルツォ |
| 8分の4拍子 | 4拍 | 8分音符 | 軽快な小品。4分の2拍子より少ない |
| 8分の6拍子 | 大きな2拍(各3つ) | 付点4分音符 | 子守唄・舟歌・ジグ。詳しくは6/8拍子 |
| 8分の9拍子 | 大きな3拍(各3つ) | 付点4分音符 | アイルランドのスリップ・ジグ、ゆったり流れる曲。詳しくは6/8拍子 |
| 8分の12拍子 | 大きな4拍(各3つ) | 付点4分音符 | スローなブルース、バラード。詳しくは6/8拍子 |
| 8分の5拍子 | 8分音符5つ:3+2または2+3 | 8分音符 | バルカン半島の民俗舞曲、現代の曲 |
| 8分の7拍子 | 8分音符7つ:2+2+3、3+2+2または2+3+2 | 8分音符 | バルカン半島の民俗音楽、現代の曲 |
8分の8拍子は8分音符8つで、ふつう3+3+2にまとめるため、均等な4分の4拍子と違って偏った感じになります。8分の18拍子は複合拍子の延長で、8分音符3つぶんの大きな拍が6つあります。
8分の5拍子・8分の7拍子はどう数えますか?
8分音符を1つずつではなく、グループで数えます。8分の5拍子は3つの組と2つの組で、3+2なら「イチ・に・さん イチ・に」、2+3なら「イチ・に イチ・に・さん」です。8分の7拍子も同じ考え方で3つの組に分け、2+2+3、3+2+2、2+3+2のどれかになります。どう分けるかは8分音符の連桁で示され、各組の最初の音に重みを置きます。